クラブ情報
理念
NPO法人大富士フットボールクラブでは、サッカーの技術面だけでなく、富士宮地域の子どもたちの健全育成に寄与することを目的に、子どもたちの自律心(自制心や自主性)をより成長させるため、チャイルド(幼児)→ジュニア(小学生)→ジュニアユース(中学生)→ユース(高校生)…と進んでいく人生の中で、当クラブに関わってくれたすべての子どもたちのその先のステップを見据え、それぞれが自分自身のタイミングで羽ばたいてくれることを願い、日々の活動に取り組んでいます。
子どもの成長速度には個人差があり、ジュニア年代で目立つ子もいれば、ジュニアユースあるいはユース年代と、徐々に身体と思考力が成長していくにつれ、今まで指導を受けてきたこと、身に付けてきたこと…これまで「点」であったものが、どこかのタイミングで「線」としてつながることにより、加速度的に成長していく子どもも多くおり、ジュニア時代の結果がサッカーのすべてではありません。
同時に、だからこそ、礎を築くこのジュニア年代にどのような指導環境で、どんな仲間たちと切磋琢磨し、どう過ごすのかはとても重要なことであるとも考えています。
当クラブの活動は、自分自身の能力向上を目指すスクール活動と、これにプラスして、チームメイト(仲間)と協力し、集団として勝利を目指すチーム活動に分かれます。
特にチーム活動は、日々の選手同士の競争や勝利にこだわりを持つことをとても大切にしています。
もちろん、育成年代ですので、勝敗や結果がすべてではなく、そこに至るまでの過程や成功・失敗体験から得られる「価値」というものが最も重要であると考えていますが、サッカーが勝ち負けの存在する競技である以上、チームの勝利という目標のため、みんなで協力して頑張る。厳しい競争の中、本気で向き合ったからこそ得られる喜びや悔しさを経験することで、心の底から、もっと上手くなりたい。足りないところは何だろう?次は絶対に負けたくない!どうしたらうまくいくだろう?という自発的な感情が芽生えるものであるという考えの下、活動を行っておりますので、当クラブのチーム活動は、試合も多く組まれますし、楽しいだけでなく、悔しい思いもたくさん経験すると思います。
そのような環境の中で、指導者からのアドバイスや仲間たちと意見を重ね、いつかは「自分で気付き、考え、行動する」ことこそが、選手としても人としても最も成長できる要素であると考えており、ただ「ボールを蹴る、試合をして楽しい」ではなく、一つのプレーを切り取って、なぜ上手くいったのか?上手くいかなかったのか?その原因を追究し、何事も考える癖を付ける人間になれるよう、たくさんのトライ&エラーを促すということを当クラブはとても大切にしています。
小学6年の卒団時には、皆がそのような人間性を備え、たとえサッカー以外の何であっても、ジュニアユースという次のカテゴリーに自信を持って挑み、それぞれのステージで活躍してくれる子どもたちを一人でも多く、この富士宮から育てたいという想いを持って、指導に当たっております。
目的
- サッカーボールを蹴る楽しさを学び、家族とのコミュニケーションを深める。
- サッカーを通じて、礼儀やマナーを学ぶ。
- 人と人との触れ合い、仲間の大切さを学ぶ。
目標
- あいさつをしよう
- 仲良くしよう
- 自分のことは自分でやろう
- ちから一杯やろう
指導方針
- 選手の将来に目を向けて「個人の能力を引き出し、伸ばすこと」を指導方針の第1とする。
- 目先の試合の勝敗だけにこだわるよりも、選手の将来という観点に立ち、個人技術や個人戦術の向上に指導のポイントをおく。
1982年 | 大富士サッカースポーツ少年団として創立 |
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1996年 2月 | NTTカップ静岡県大会 初出場 |
1998年 11月 | NTTカップ東部大会 優勝 |
2000年 4月 | 大富士フットボールクラブと改称 |
2008年 | 第24回しずぎんカップ静岡県大会 ベスト8 |
2009年 | 第42回NTTカップ静岡県大会 ベスト16 |
2010年 | 第25回しんきんカップ静岡県大会 優勝 |
2012年 | 第45回NTTカップ静岡県大会 ベスト16 |
2013年 | 第46回NTTカップ静岡県大会 ベスト8 |
2014年 | 第47回NTTカップ静岡県大会 ベスト16 |
2017年 | 第32回しんきんカップ静岡県大会 ベスト8 |
2019年 | 第43回全日本少年サッカー大会静岡県大会ベスト8 |
2020年 | 第53回NTTカップ静岡県大会 ベスト16 |
2022年 | フジパンカップ静岡県大会 ベスト16 |
2022年8月8日 | 特定非営利活動法人大富士フットボールクラブ (NPO法人大富士FC)に法人化 |
初代エンブレムの紹介
2代目エンブレムの紹介
デザイナー 塚本 隆介さん
大富士FCのOBで、現在はプロのイラストレーターとしてご活躍されている塚本隆介さんに、ご厚意でデザインをしていただきました。「富士山を越えるくらいの高い志で」というメッセージと、ボールを太陽(初日の出)に見立て、大富士FCが毎年元旦に実施している恒例の「初蹴りの伝統」をイメージして作ってみました。